こんにちは!
浜松支部道場代表の相曾です(^^)
今日は上達する対局法をお伝えします。
大事なのは以下の2点です。
・強い相手と指す
・惰性で指さない
まず1点目から説明していきます。
強くなる対局方法で意識するべき点は、同じ位の棋力の相手より2,3級上の相手と指す事が大事となります。
5回やって1回か調子が良ければ2回勝てる位のワンランク上の方ですね。
駒落ちだと角一枚くらい強い相手になります。それくらいの相手と指す事が大事です。ちなみに負けても問題ありません。むしろ本気で指して負けて下さい。
初めはそんな感じでなかなか勝てなくても、指している内に相手の指し手、つまりはワンランク上のレベルの感覚が自然と身につきます。
そして段々とその相手に勝てるようになってきます。勝ち越しできる位になっていると間違いなく1級か2級は上がっています。
試してみて下さい。
もちろん、自分よりも下の方と指しても問題ありません。
大事なのは自分よりも強い方、自分が勝てない方と指す事だという事を覚えてください。
2点目。
惰性で指さない、つまり雑な将棋を指さないという事です。
棋力や将棋レベルの話ではなく、精神的な意味でという事です。
どれだけ強くなったとしても私たちは人間ですので、何局も指していると段々と内容が雑になってきます。
そうなってきた時、ただ駒を動かしているだけのような心持ちで指しても上達は見込めません。
一回休憩を入れるなりして、改めて一局一局大事に指しましょう。
現在では対人ではなく、将棋アプリを主に使って対局をしている方も多いと思います。
その際に気をつけたい点は長めの持ち時間で指す事です。
短めの時間で指し続けると、内容も悪くなり、惰性で何局も指し続けてしまいます。
ただの所に駒を置いたり簡単な詰みをウッカリしたり等、面白いくらいに将棋が荒くなってしまいます。
短めの時間の具体的な例を上げると、将棋ウォーズの3分切れ負け等ですね。
その状態で対局を続けても、残念ながらほぼ上達しません。
この点、将棋アプリは注意が必要です。
楽しむ目的で3分切れ負けを指す事は問題無いと思います。
と、大きくまとめるとこんな感じですかね。
ちなみに初級者の時は対局数を重ねる程上達していきます。
しかし、ただ指すだけのクセがついてしまうと、考えず何となくで指す事が当たり前になってしまいます。
そうなってしまうと上達に時間が掛かったり、級位者で棋力が頭打ちになる可能性が高くなります。
大人子供問わずに上記の状態になって伸び悩んでいる方を沢山見てきましたが、そうなってしまうと非常に勿体無いですからね。
それでは今日はこの辺で。
この記事が少しでも皆様の棋力向上の一助になれば嬉しい次第です。
ではでは(・ω・)ノ