こんにちは!
浜松支部道場代表の相曾です(^^)

今日は棋力上達の為に注力する点をお伝えします。
それは【中盤力】と【終盤力】です。
その中でも特に大事なのが【終盤力】です。
「終盤って事はどうせまた詰将棋が大事って言うんでしょ?」
って思いましたよね?
そこの浜松支部道場に来ているアナタ。
そう。今ギクッとしたアナタです(・ω・)

まあ、その通りなんですよ。詰将棋はメチャクチャ重要です
だっていくら序盤がプロ級だったとしても一手詰が解けなかったら将棋には勝てないんですよ。
更に言えば序盤力は一夜漬けのテスト勉強みたいな事をすれば1日でレベルが上がりますが、
終盤力は1日2日じゃ伸びませんから
以上の理由であいそは終盤力が大事と言っているのです。

ちなみに終盤力は決める要素は大まかに分けて以下の物があります。
・詰み
・詰めろ(必死)
・速度計算(何手スキ)
上より下に行くほど中盤よりの要素となります。
中盤に近い局面は考える材料が多く複雑になるため、まずは一番勝ちという着地点に近い「詰み」の能力を鍛えるのが肝心です。

それでは練習方法の説明へ移ります。
詰みの能力を鍛えるには詰みのパターンがどれだけ頭に馴染んでいるかがポイントになります。
そして、詰みのパターンを覚えるには、「実戦形」と呼ばれる実戦に出てくる事が多い局面や手筋を問題にした本がオススメです。

参考までに最近あいそが購入した本がコレ↓↓

f:id:aiso-shogi:20210730000336j:plain

飯野健二先生の「1・3・5手実戦型詰将棋」です。
この本には詰みの基本手筋がコレでもか、ってくらいに書いてあるので最近オススメしている一冊です。終盤力に自信が無い方、上達方法が分からない方はこの本を3週くらい繰り返して解きましょう。ひたすら解きましょう。
練習方法はそれだけで良いです。
気づいた時には終盤の手の見え方が変わっているの実感出来るはず。
終盤力は詰まし切る力ありき。少しずつ積み重ねていく事が大事です。

 

そんな訳で今日は「終盤力」の「詰み」について書いてみました。
他の終盤力の要素については追い追いブログにUPしていきます。
それでは今日はこの辺で失礼します。
ではでは(・ω・)ノ